July. 2012
世界のビクター犬(ニッパー君)特集
Victor Dog (His name is Nipper.)
蓄音機に向かって耳を傾ける姿でお馴染みのこちらの犬、ビクターのトレードマークとしても有名ですよね。「His Master's Voice」と名付けられたこの絵画は、量販店のHMV(海外)もトレードマークとして使用しています(店名の由来にもなっています)。
犬の名前はニッパー。実はこの絵画、亡くなった飼い主の声を録音したものを不思議そうに聴いている姿を描いたものだそうです(詳しい生い立ちはこちら)。そんな愛らしいニッパー君は、いまでは企業のトレードマークとしてだけではなく、置物を中心に身近な存在として世界中から愛されているのはご存知の通り。今回は世界中に点在するニッパー君の姿をピックアップしてみました。
(All rights reserved by MIT-Libraries)
1950年代の巨大ネオンサイン(マサチューセッツ州ケンブリッジのRCAビクター社)。夜はどんな光を放っていたのでしょうね。
(left: All rights reserved by Catch Me Now, right: Some rights reserved by chuckthewriter)
現在は立体になって街を眺めています。人間と比べてもかなりデカイ!(ニューヨーク州オールバニにあるRCA社の屋上に設置)
(All rights reserved by Dog Mom of Five)
日本にも大量にいましたw 岡山県倉敷市にある骨董屋さんの屋根にはズラリと並ぶニッパー君が。圧巻です。地元では有名なスポットだそうですよ。
(All rights reserved by gramophone needle tins)
蓄音機用の針に使われていたパッケージ缶。なんともかわいいイラストです。
(All rights reserved by 2cauldrons)
2008年にロンドンで開かれたストリートアートの展覧会「The Cans Festival」で描かれた作品。さすがのニッパー君もiPodを前に困惑気味です。感慨深い。
(All rights reserved by ApplesInMyBra)
こちらはジャックラッセルテリアの現代版ニッパー君。USB接続タイプのターンテーブルに紙製の手作りスピーカーを設置したそうですw
アンティークショップやフリーマーケットにこまめに足を運んでいると様々なタイプのニッパー君と出会えるはずです。お気に入りのニッパー君をレコ部屋に招いて、一緒に音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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