June. 2012
古き良き時代のカー・レコードプレーヤー
1950s - 1960s In-Car Record Players
カセットテープ→CD・MD→MP3対応など、時代と共に進化を続けてきたカーオーディオ(カーステレオ)。いつの時代も車の中でお気に入りの音楽を聴きたいものですよね。
時は遡ること1950年代、ちょっとした振動で音飛びしてしまうレコードプレーヤーは、車には不向きとされていたのですが、1956年にクライスラー社が初のカー・レコードプレーヤーの搭載に成功して以降、1960年代にかけてどんどん改良が施され高機能化していきました。動画を含め当時のモデルをいくつか調べてみましたのでご紹介します。
1956年、クライスラー社の車に搭載された世界初のカー・レコードプレイヤー、その名も「The Highway Hi-Fi」。音飛びを防ぐため通常のレコードプレーヤーよりも回転数を落としていたり、アームにクッション性を持たせるなどして、レコードにキズがつかないように設計されていたそうです。脇見運転必至な感じがちょっと危なっかしいですね(笑)。
続いて動画を。1960年代にかけて高機能化していきます。こちらはオランダ・フィリップ社が1959-1963年に製造したもの。なんと、スロット・イン機能になっているではありませんか!てっきりCD時代の機能だと思っていました。音も良い感じです。
こちらは1961年にRCA社から発売されたAP-1というモデル。同時に5-6枚再生できる連奏式です。しかもオートチェンジャー!
自分好みの音楽を車内に持ち運んで聴くことができるという、ラジオが主流だった当時においては画期的な商品だったと言えるのではないでしょうか。
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